子育て

もはや日常…”兄弟喧嘩”ってどう対応すればいいの?

子どもが小さい間は頻繁に喧嘩が発生しますよね…

我が家でも、もはや日常と化しています。

この記事では、子どもたちの兄弟喧嘩について、

以下のポイントにまとめて記載しております。

Point

1.喧嘩の原因

2.対策とその効果

3.親のNG行動

4.兄弟喧嘩をすることのメリット

喧嘩の原因とは…?

競争心

多くの場合、兄弟同士では何かにつけて競争したがります。

特に年齢が近い兄弟の場合、競争心が強くなりがちですね!

個性の違い

それぞれが異なる個性や好みを持っているため、

意見が衝突することがあります。

これにより、些細なことがきっかけで喧嘩になることもあります。

嫉妬

一方が他方に対して嫉妬を感じることが、

喧嘩の原因になることがあります。

親が一方に対して特別な関心を示すと、もう一方が不満を感じることがあります。

権利の主張

自分の持ち物や領域を守りたいという気持ちが強く、

これを巡って衝突が生じることがあります。

長女の使っていないおもちゃを、長男が使っていると、

「それ私の~!」

「使ってなかったからいいでしょ~」

という光景をほぼ毎日見ます…(笑)

不公平感

親の扱い方やルールに兄弟間で違いがあると、

不公平だと感じ、それが不満となり喧嘩の原因になります。

対 策

個々の時間を大切にする

兄弟それぞれに対して、個別の時間を設けることが重要です。

親が一人一人と向き合うことで、兄弟は自分が特別だと感じ、競争心が和らぎます。

公正さを保つ

親は兄弟間で公平な態度を保つことが重要です。

特に罰や褒める際には、平等に扱うように心がけましょう。

コミュニケーションの促進

兄弟が互いに感じていることを言葉で表現できるように、

日常的にコミュニケーションを促す場を設けるとよいでしょう。

感情や考えを共有することで、誤解や衝突を未然に防ぐことができます。

問題解決のスキルを教える

兄弟間の衝突が起こった際に、

親が一方的に解決策を提示するのではなく

子どもたち自身が問題を解決する方法を学べるようサポートすることが大切です。

これにより、自立した思考と解決能力を育てることができます。

一貫性のあるルールの設定

家庭内でのルールを明確にし、

それを一貫して適用することが大切です。

ルールが守られない場合の結果も事前に示しておくと、喧嘩の原因を減らすことができます。

ポジティブな行動を強化する

兄弟間での協力や思いやりのある行動を見たときは、

積極的に褒めることが効果的です。

ポジティブな行動が褒められると、自然と喧嘩の頻度が減少します。

親のNG行動

片方だけを責めること

一方だけを責めると、責められた側が不公平感を感じ

親への不信感や兄弟への敵対心が生まれる可能性があります。

これにより、喧嘩が頻発したり、長期的な対立が生じることがあります。

親がどちらかに味方していると感じさせないよう、公平に扱うことが重要です。

無視すること

兄弟喧嘩を完全に無視すると、

子どもたちは親が自分たちの感情や問題を理解してくれないと感じることがあります。

これが積もると、子どもたちの不安や不満が増し、家庭内の関係が悪化する可能性があります。

感情的に反応すること

親が感情的に怒鳴ったり、激しく叱ると、子どもたちも感情的になりやすく

喧嘩がエスカレートすることがあります。

また、親の感情的な反応は、子どもたちにとって手本となるため、

同じような反応を真似るようになるかもしれません。

常に介入すること

親が毎回の喧嘩に介入すると、子どもたちは自分で問題を解決する能力を身につける機会を失います。

また、親が介入しすぎると、兄弟間の自然な成長や学びが妨げられる可能性があります。

子どもたちが自分で対処できるように見守ることも重要です。

比較すること

兄弟を比較すると、嫉妬や競争心が強まり、兄弟間の対立が深まることがあります。

「お兄ちゃんはできるのに、なぜできないの?」といった比較は、

子どもの自尊心を傷つけ、関係を悪化させる原因となります。

罰を与えすぎること

喧嘩のたびに厳しい罰を与えると、

子どもたちは恐怖から問題を隠すようになり、

親子関係が疎遠になることがあります。

また、罰が頻繁すぎると、子どもたちは罰そのものに対して鈍感になり、

行動を変える動機付けが弱まる可能性があります。

兄弟喧嘩のメリット

問題解決能力の向上

兄弟喧嘩は、子どもが対立する状況でどのように対応し、

問題を解決するかを学ぶ機会です。

喧嘩を通じて、子どもたちは交渉や妥協の方法を身につけ、

自分の意見を伝えつつ他者の意見を尊重するスキルを育むことができます。

感情の自己調整

喧嘩の中で生じる怒りや苛立ち、悲しみなどの感情を経験することで、

子どもは感情を適切に認識し、コントロールする方法を学びます

これにより、感情の自己調整能力が向上し、

将来的に他者との関係で役立つスキルを身につけることができます。

共感力の発達

喧嘩を通して、相手の立場や感情を理解する必要性を感じることが多くなります。

これにより、共感力が育まれ、他者の気持ちを理解し配慮する能力が向上します!

共感力は、良好な人間関係を築くための基盤となる重要なスキルです。

コミュニケーション能力の向上

喧嘩をする中で、子どもたちは自分の意見を言葉で伝え、

相手の意見を聞くことを学ぶことで

効果的なコミュニケーション能力の発達に繋がります!

兄弟間の喧嘩を通じて、

誤解を解消したり、意見の違いを乗り越えるための話し合いが自然に行われるようになります。

忍耐力とレジリエンスの強化

喧嘩はストレスフルな状況を生み出しますが、

それを経験することで子どもは忍耐力を養い、

困難に対処するレジリエンス(回復力)を身につけることができます。

これらは、学校や社会で困難に直面した際にも役立ちます。

自己主張と自己理解

兄弟喧嘩の中で、自分の意見や欲求を主張する機会を持つことは、

自己理解を深め、自分が何を望んでいるのか、何を大切にしているのかを認識する助けになります。

自己主張のスキルは、将来の社会生活で自分を守り、自己実現を図るために重要です。

社会的な境界線の理解

喧嘩を通じて、子どもたちは他者との間でどのような行動が許容されるか

どのような行動が他者を傷つけるかを学びます。

これにより、社会的な境界線を理解し、他者との関わり方を学ぶことができます。

まとめ

Happy family. Parents with daughters in nature.

兄弟喧嘩の際、親の対応次第で状況が改善するか、悪化するかが決まります。

感情的にならず、公平かつ冷静な態度で接することが、兄弟間の関係を健全に保つ鍵です。

また、子どもたちが自分で問題を解決する力を身につけられるように、適切なサポートを提供することが重要です。

・・・とはいいますが

親も人間なのでそんな簡単な話ではないですよね。

頭で理解していてもつい感情的になってしまうことも多いです。

というわけで!

次の記事では感情をコントロールする方法について記載できればと思います!

ここまで読んで頂きありがとうございます。

本記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです…!

-子育て